くすりアドバイザー学科
くすりアドバイザー科は、「登録販売者」の資格取得をメインとして、医学品販売のプロフェッショナルに必要な知識やスキルを学ぶ学科です。
薬の知識だけでなく、社会人として必要なビジネスマナーやパソコン技術など、即戦力として実社会で活躍できるようカリキュラムが編成されています。
2009年から始まった「登録販売者」制度は、専門学校などで医薬品に関する専門課程を学び、各都道府県が実施する認定試験に合格することで取得できます。
また、くすりアドバイザー科では、登録販売者の受験資格を得るために1年間インターン実習を行い、薬局などで実務経験を積むことが可能です。
もちろんインターシップは報酬が発生するため、勉強しながら学資金に充てることができるのが魅力です。
くすりアドバイザー学科卒業後の進路
卒業後は、「登録販売者」の資格を活かしてドラッグストアや薬局などで活躍することが可能です。
以前は、医薬品販売は薬剤師必須とされていましたが、薬剤師不足が深刻だっため、2009年の薬事法改正に伴い「登録販売者」が誕生しました。
薬剤師は医薬品第1類~第3類の全てを扱えるいっぽう、登録販売者は医薬品第2類と第3類まで扱えます。
とはいっても、一般医薬品のうち第2類・第3類が9割を占めているため、登録販売者でほとんどの医薬品を取り扱うことが可能なため、今後のニーズ拡大が期待されています。
くすりアドバイザー学科で取得可能な主な資格
登録販売者 | |||
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資格種類 | 民間資格 | ||
認定団体 | 都道府県認定資格 | ||
合格率 | 47.1%(全国平均/2013年) | ||
試験時期 | 年一回 | ||
受験料 | 17,600円 | ||
試験内容 | 【学科】 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識 |
その他取得可能な主な資格 |
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・調剤報酬請求事務技能検定 ・サービス接待検定2級 ・ペン字検定 |