介護福祉士学科
介護福祉士学科では、高齢化社会を支える介護の知識・スキルを持つエキスパートになるために学習する学科です。
専門学校では、食事や入浴などの生活支援技術を習得するだけでなく、高齢者や障害者と良好な関係が築けるコミュニケーション能力やレクリエーション活動など介護に必要な分野を学んでいきます。
また、高齢者施設での実習を通じて実際に介護の流れを学び、また高齢者の方とコミュニケーションを取っていきます。
さらに、国家資格である介護福祉士対策も学校側の徹底したバックアップがあるため、毎年多くの卒業生が合格している実績があります。
介護福祉士学科卒業後の進路
介護福祉士科を卒業後は、介護福祉士の資格や学んだことを活かして介護施設スタッフ、デイケアスタッフ、グループホームスタッフ、病院などで活躍することが可能です。
また、公立の福祉施設であれば公務員として働くことも可能で、安定した雇用と待遇が魅力です。
介護現場は体力が必要なハードな仕事ですが、最近では福祉機器の発達に伴い少しずつ労働環境も改善されている傾向にあります。
超高齢化社会の昨今、介護現場では慢性的な人材不足に悩まされており、有資格者などの需要は非常に高い職業です。
介護福祉士学科で取得可能な主な資格
介護福祉士国家試験 | |||
---|---|---|---|
資格種類 | 国家資格 | ||
認定団体 | 日本介護福祉会 | ||
合格率 | 64.4%(2012年) | ||
試験時期 | 【筆記】例年1月下旬【実技】3月上旬 | ||
受験料 | 10,650円 | ||
試験内容 | 【筆記】 a.人間の尊厳と自立 b.人間関係とコミュニケーション c.社会の理解 d.介護の基本 e.コミュニケーション技術 f.生活支援技術 g.介護過程 h.発達と老化の理解 i.認知症の理解 j.障害の理解 k.こころとからだのしくみ l.総合問題 【実技】 介護などに関する専門的技能(介護技術講習の受講により免除可) |
その他取得可能な主な資格 |
---|
・福祉住環境コーディネーター ・パソコン検定3級 ・レクリエーションインストラクター |