診療情報管理士学科
診療情報管理士学科は、ITスキルと医療知識で情報を適切に管理し、マネジメントする診療情報管理士を養成します。
診療情報管理士とは、医師によって作成されたカルテ情報を診療情報として管理・活用・分析するお仕事です。
医療専門学校のなかでも、診療情報管理士認定試験受験認定校で必須科目を履修することで受験資格を得ることが可能です。
本学科では、資格取得はもちろん、電子カルテの知識やビジネススキル、パソコンスキルも包括的に学ぶことで、診療情報のIT化に対応できる即戦力として活躍可能なスキルを習得します。
診療情報管理士学科卒業後の進路
診療情報管理士科を卒業後は診療情報管理士の資格を活かし医療情報の専門家として大学から総合病院など様々な医療機関で活躍できます。
また、医療知識とITスキルを活かして医療系ソフトウェア会社などの一般企業への就職実績もあり、活躍の場が広いニーズの高い注目の資格です。
近年、医療保険から病院へ支払われる診察報酬の計算方法が「出来高払い」から「包括払い(DPC)」へ移行しています。
これにより、病名によって決まるDPCにはコーディングが必要となり、診療場管理士の需要はこれからますます増加していくでしょう。
診療情報管理士学科で取得可能な主な資格
診療情報管理士 | |||
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資格種類 | 民間資格 | ||
認定団体 | 四病院団体協議会 | ||
合格率 | 43.7%(2012年) | ||
試験時期 | 年一回(2月) | ||
受験料 | 10,000円(認定料30,000円) | ||
試験内容 | (1)基礎分野 医療概論、人体構造・機能論、臨床医学総論および各論、医学用語 (2)専門分野 医療管理総論および各論、医療情報学、医療統計学、診療情報管理論、国際疾病分類概論 (3)分類法分野 臨床医学の知識、診療情報管理の知識、コーディングの知識など |
医事コンピューター技能検定 | |||
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資格種類 | 民間資格 | ||
認定団体 | 医療秘書教育全国協議会 | ||
合格率 | 75.2%(3級)、51.2%(2級)、25.0%(準1級)、【第34回】 | ||
試験時期 | 例年6月・11月 | ||
受験料 | 3級/6,000円 2級/7,000円 準1級/8,000円 | ||
試験内容 | 【学科】 医療事務、コンピューター関連知識 【実技】 オペレーション |
医療情報技師 | |||
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資格種類 | 民間資格 | ||
認定団体 | 医療秘書教育全国協議会 | ||
合格率 | 32.9%、【第11回】 | ||
試験時期 | 年一回(8月) | ||
受験料 | 15,000円 | ||
試験内容 | 【筆記試験】 ①医学・医療 系 ②情報処理技術 系 ③医療情報システム系 ※受検して合格した科目は、「科目合格」として2年間有効です。 |
その他取得可能な主な資格 |
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・医療秘書技能検定 ・診療報酬請求事務能力認定試験(医科) ・電子カルテ実技検定 ・ITパスポート試験 ・ビジネス文書技能検定 ・サービス接遇検定 |