鍼灸・東洋医療鍼灸

鍼灸学科または東洋医療鍼灸学科は、医療専門課程の一つで鍼灸のスペシャリストである鍼灸師を育てます。

鍼灸師は、身体にあるツボに針や灸で治療することにより「自然治癒力」を高め、ケガや病気の回復・予防を行います。

疾患に対する鍼灸の有効性はWHO（世界保健機関）でも認められており、多方面での活躍が期待できます。

専門学校では国家試験対策だけでなく、豊富な実習科目を履修して実戦的な針・灸の技術を習得していきます。

また、臨床現場で実際に患者さんの診察および治療を実践する機会も設けられており、実技・実習により即戦力として活躍できるスキルを身につけます。

鍼灸・東洋医療鍼灸学科を卒業すると、鍼灸国家資格を取得して鍼灸院や接骨院での勤務や、独立開業する人も多くいます。

また、スポーツ界でアスレチックトレーナーとして活躍したり、福祉や美容分野で鍼灸のスキル活かしたりするなど医療だけに限らず幅広い分野で活躍することが可能です。

専門学校によっては、スポーツ界の求人が豊富な学校や、医療・福祉の就職に強い学校などがあるため、自分が将来働きたい分野に強い学校を選ぶと良いでしょう。