言語聴覚士学科
言語聴覚士学科では、「食べる」、「話す」、「聞く」に障害がある人の機能を回復し社会復帰をサポートする言語聴覚士を養成する学科です。
機能障害は先天性または病気やケガによる後天性のものがあり、患者さんは子供から大人までと幅広い世代の人と接するため、コミュニケーション能力も習得していきます。
また、言語聴覚士が行う検査は数多く、使用する検査機器も多岐にわたるため、臨床現場で使用する道具を実際に使って臨床現場で行う検査法・訓練法を徹底して学んでいきます。
さらに、医療現場で実践経験を積むため、提携先の医療現場や介護現場で働いて臨床能力を身につけます。
言語聴覚士学科卒業後の進路
言語聴覚士科を卒業後は国家資格である言語聴覚士試験に合格して、主に医療現場や福祉現場、介護現場にて、機能障害の検査や機能回復のリハビリテーションを行います。
例えば、医療現場では医師や看護師、理学療法士、作業療法士などの医療スタッフと連携して、脳卒中やケガによりコミュニケーションや食事に障害がある患者さんの機能回復などをサポートしていきます。
高齢化社会に伴い、今後は高齢者の患者さんが増加して言語聴覚士の需要も増加してくると予想されます。
また、社会的に注目されている学習障害や注意欠陥、多動性障害をもつ子供たちの専門家として、言語聴覚士のスキルに期待が高まっています。
言語聴覚士学科で取得可能な主な資格
言語聴覚士 | |||
---|---|---|---|
資格種類 | 国家資格 | ||
認定団体 | 厚生労働省 | ||
合格率 | 74.1%(2014年) | ||
試験時期 | 例年2月 | ||
受験料 | 34,000円 | ||
試験内容 | 【学科試験】 ①基礎医学 ②臨床医学 ③臨床歯科医学 ④音声・言語・聴覚医学 ⑤心理学 ⑥音声・言語学 ⑦社会福祉・教育 ⑧言語聴覚障害学総論 ⑨失語・高次脳機能障害学 ⑩言語発達障害学 ⑪発声発語・嚥下障害学 ⑫聴覚障害学 |
その他取得可能な主な資格 |
---|
・福祉住環境コーディネーター ・手話技能検定 |
言語聴覚士が目指せる医療専門学校
臨床福祉専門学校は、臨床力を備えた言語聴覚士を養成する医療専門学校です。徹底した臨床能力の養成に力を入れており、1年次から校内のクリニックで見学会や実習訓練に参加してスキルを習得します。国家試験合格率は90.5%と高く、新卒合格者数に関しては全国の2年制専門学校の中でNo.1を誇っています。
特徴 | 詳細 | 公式HP |
---|---|---|
全国の2年制専門学校での言語聴覚士合格者数No.1 |