医療・福祉の分野で活躍したいなら医療専門学校がおすすめ
医療専門学校は全国各地に数多くあるため、選ぶのに困ってしまいますが、各校が特徴的な運営を行っているので自分のニーズに合った学校に出会える確率が高くなります。
ここでは、医療専門学校の選び方を、専門学校が提供している主な特徴を基に紹介していきたいと思います。
短大卒業資格を取得したい
医療専門学校の卒業資格で取得できる国家資格は多いですが、なかには幼稚園教諭のように短大卒業資格が必要な場合もあります。
この場合、医療専門学校では提携の短期大学の通信課程等に入学することで、専門学校に通いながら、短大の単位も取得し幼稚園教諭の受験資格を得ることが可能となっています。
専門学校に通えば、卒業時に専門士と準学士号のダブル資格が取得できるので履歴書でもアピールできます。
また、通信課程はなかなか自分では勉強を進めていくのが困難ですが、専門学校であれば学校側がフォローしてくれるので卒業までに短大の単位もしっかり取得していくことが可能です。
学費の負担を抑えたい
専門学校の授業料は年間100万円以上のコースが多く、決して安い金額ではありません。
したがって、なかには目指したい学科があっても学費がネックとなってしまう人もいるでしょう。
そんな時にはおすすめなのが、スタディ&ワークを提供している専門学校がおすすめです。
ステディ&ワークとは、昼間は専門学校が提携している職場で働き、夜間は学校で勉強する制度で、実際の職場で実務経験が積めると同時に受け取った給与の一部を学費の支払いに充てることができるサポートシステムです。
奨学金を利用する方法もありますが、卒業後返済していくのも大変なので、在学中から働いて学費に充てられるおすすめの制度です。
大卒資格などを活かしたい
大学または短期大学などにおいて2年以上の修業がある人を対象としたコースを設置している医療専門学校があります。
メリットとしては、修学期間が1年間など通常よりも短期間で卒業できるため時間もお金も節約可能です。
また、大学・短大卒以上の卒業資格が必要な医療・福祉系の資格試験にもチャレンジできるため、選択肢が広げることができます。
なにより、今まで学んできたことを無駄にせずに次の目標に有効活用できる点が嬉しいですね。
例えば、首都医校の「臨床工学士特科」や「視能訓練士特科」が、大学または短大などで2年間以上就学した人を対象としたコースとなっています。